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東北復興視察研修会

令和5年11月18日(第1班)と12月2日(第2班)の日程で、各班1泊2日の東北復興視察研修を実施しました。当社は、平成24年から視察研修を定期的に行っており、今年度の研修は視察未経験の社員および新入社員を対象にしています。

気仙沼湾横断橋

 震災後「復興道路」として整備が進められた気仙沼湾を横断する橋の一つである気仙沼湾横断橋。
 愛称は公募により夢や希望、願いをかなえると意味も込められて、「かなえおおはし」とつけられたようです。
 この橋は全長1344メートルで、同じ形式の橋としては東北最長の橋として、気仙沼の新たなランドマークとなっています。

東京電力廃炉資料館

 福島県にある資料館で、東京電力ホールディングスが原子力事故の事実と廃炉事業の現状を展示するために設置した施設です。
 東日本大震災の際に起きた原子力事故の記憶と記録を残し、同じ事故を繰り返さないための反省と教訓を伝承しています。
 

東日本大震災遺構・伝承館

 気仙沼市内にある施設で、東日本大震災の記憶と教訓を伝え、将来への警鐘を鳴らすために「目に見える証」として伝承するため活用されています。
 施設内には当時の状況をほぼそのまま保存された震災遺構と、当時の様子を写したパネルや映像を見ることができる伝承館があります。 

震災遺構大川小学校(石巻市)

海岸防風林・避難の丘

 
 仙台市にある海岸防災林・避難の丘と呼ばれている場所で、津波による多重防災の一つとして沿岸部に防災林を再生しながら海岸公園の再整備を行っています。普段は冒険公園などと呼ばれ、休日には多くのファミリーが訪れ、屋外バーベキューなどを楽しむことができるコミュニティ形成の場所となっています。
 震災を伝え防災減災を考えながら、より子供の生きる力を育む場として注目されています。

震災遺構仙台市立荒浜小学校

 
 震災遺構の仙台市立荒浜小学校です。震災当日、児童や地域住民約320人が避難していたとされ、津波により校舎2階まで被害を受けました。東日本大震災の記憶と教訓を後世に伝える事を目的で震災遺構として残されています。

名取市震災復興伝承館

今回の研修を終えて

 今回の研修を通して、実際に見聞きし体験して感じ取れたことは、書籍や文献からでは決して得られない貴重な「経験」です。参加してくれた社員ひとりひとりが、実務では経験できない「気付き」や「学び」を感じ得ることができたと思います。
 今後も引き続き、さまざまな研修を実施しながら社会貢献に活かすことが出来るよう、自己研鑽に努めて行きたいと思います。